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トップページ > エンターテイメント > コラム【同世代】 > 「パーソナル名刺」のすすめ!

「パーソナル名刺」のすすめ!

趣味のサークルで、地域の交流の場で、「はじめまして」と手渡す一枚の名刺。いま「会社の名刺」ではない、「パーソナル(個人用)名刺」に興味をもつ(50)世代が増えています。

50代以上の男性に大ヒット「勝てる名刺」

「勝てる名刺2」(アジェンタ/6,090円)

2004年に発売され、大ヒット商品となった「勝てる名刺」(アジェンダ)という名刺ソフトをご存知でしょうか。このソフトの登録ユーザーは、92%が男性、そのうち47%が50代以上の人だとか。「STAGE世代は若い世代より真面目にユーザー登録をする」という傾向を差し引いても、STAGE世代の比率が高いといえます。特別、STAGE世代向けではありませんが、「勝てる」「ライバルに差がつく」といったキャッチコピーが、厳しい競争のなか、人生を闘い抜いてきたSTAGE世代の目を引いたのかも!?今年3月には第2弾が登場、すでに1万7000本も出荷されました。使い方も簡単で、1500点のテンプレートから好みのデザインを選び、ロゴや顔写真、QRコード(携帯電話などで読み取るバーコードのような情報の入ったコード)などを必要に応じて追加・編集すれば、個性的な名刺が簡単に作成できます。従来の名刺をそのままスキャンし補正して増刷することも可能です。



“人となり”“雰囲気”“夫婦仲”も名刺で伝える

「緑を感じる名刺を」という要望に応えた、建設業を営む佐藤さんの「似顔絵名刺」(かでる工房/似顔絵作画+フルオーダーメードデザイン200枚・19,740円〜)

夫婦仲の良さをアピールできる「カップル名刺」(アッピ〜ル/30枚・1,980円〜)

「やはり名刺作りはプロに依頼したい」「自分らしさを引き出してほしい」という人は、「似顔絵名刺」はいかがでしょうか。
2000年から「似顔絵名刺」を提供する「かでる工房」では発注者の“人となり”、そして仕事内容まで「ひとめでわかる名刺」を提案型のフルオーダーメードで提供しています。「似顔絵はもとより、服装やポーズ、背景のイラスト、色合い、文字の大きさ、配置までこだわり、名刺を使うシーンや対象までお伺いしてご提案しています」というのは代表・五十嵐純子さん。

五十嵐さんによれば、仕事とプライベート兼用で使うという人がいる一方、通常の名刺とは別の、ここぞというときの「勝負名刺」に使いたいという人も少なくないのだとか。STAGE世代からの注文は全体のおよそ2割。やはり「文字を大きめに」という要望もあるそうですが、意外にも「落ち着いた雰囲気」より、「やや派手に」「受け取った人が楽しくなるような」名刺を要望する人が多いとか。これは自分に関心を持ってもらい、楽しく交流したいという気持ちを表しているのかもしれません。

人間関係といえば、最も近しい間柄である、ご夫婦の仲をアピールできる名刺もあります。名刺ショップ「アッピ〜ル」では「名刺は個性の鏡である」というコンセプトのもと、一般的な名刺のほか、「星座名刺」や「アジアンデザイン名刺」などユニークな名刺を提供。

ご夫婦や恋人同士、親子などペアで使う「カップル名刺」もそのひとつです。「「シングルだけでなく、ペアの名刺があっても面白いのでは?」という発想から生まれました。若いカップルの方が結婚式の二次会用に注文したり、新婚さんにプレゼントされるケースなどが見受けられます。個性的な名刺ほど使用する範囲は限られますが、ニーズがぴったり合えば、すばらしい効果を発揮すると思います」(クリップデザインオフィス代表・上杉忠生さん)


とびきりの笑顔も渡す「花名刺」

色とりどりの「花名刺」各種。(道草工房/厚手和紙36枚・約2.0×6.4センチ・2100円ほか)

名刺を通して、自身の感性やセルフイメージを伝えたいという方は、「花名刺」がオススメ。色鮮やかな和装の名刺を見ると、女性ユーザーが多いというのも納得です。「花名刺」を提供する道草工房の店主・水谷博史さんは、元は親子三代にわたる西陣織りの紋意匠師。あるとき、舞妓さんからもらった千社札を見て、和装のデザイン力を活かした「花名刺」を思いついたそうです。数百の色とりどりの柄からお気に入りの柄をひとつ選び、名前を載せます。

約6割の方がオプションで、左側にEメールアドレスや携帯電話番号などを入れるとのこと。堅苦しくないあいさつの場でも重宝しそうです。サイズは大小あり、「大」でも約6.4×2センチと割と小ぶり。和紙の種類や裏側シールの有無なども好みで選べます。海外旅行用、外国の方へのプレゼントとして注文される人もいるそうです。

「『花名刺』は、ご自身が楽しい気分のときほど使いたいと思うはず」と水谷さん。こうした美しい名刺を笑顔で渡されたら、相手の顔も自然とほころぶに違いありません。振り返ってみれば、名刺とは初めて会う方との関係を紡ぎ出す大切なパーソナルツール。あなたも自分らしさがキラリと光る個性派名刺を手にいれてみてはいかがでしょうか。

取材・文:渡部由美子

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