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日本映画の名作を厳選してお届けするインターネット配信サイト「松竹ONLINE」。オープンを記念して、『男はつらいよ』の人気者、帝釈天の寺男・源公こと佐藤蛾次郎さんに取材。『男はつらいよ』は、今年40周年。作品の舞台として何度も登場した江戸川土手を歩きつつ、蛾次郎さんが寅さんの思い出を語ります。
―― 蛾次郎さんが思い出深いという第二作。この作品のエピソードをこっそり教えてもらえませんか。 蛾次郎さん:散歩先生(東野英治郎)が「天然のウナギを食いたい」って言って寅さんと二人で江戸川に釣りに行くんですが、見事、本当に釣れましてね。でもあまりにもリハーサルが多いもんで実はウナギは死んでしまいましてね。真直ぐになったウナギをいかにも生きているようにして(身振り手振りを加え)こうやって生きてるようにしたのが場面に映ってます(大きく笑う)。 ―― 今年で『男はつらいよ』が生まれて四十年経ちました。源公から見て、改めて寅次郎とはどんな存在でしたか? 蛾次郎さん:源公から見れば寅さんは良き兄貴であり、父親のようなもんですね。(撮影を離れても)渥美さんは僕のほんとの兄貴みたいなもので、いろんなことを教えていただきました。僕の人生の半分以上は寅さんと過ごさせてもらったんですね。
―― 『男はつらいよ』という映画を初めて観る人も多いと思います。この映画の良さはどんなところでしょう? 蛾次郎さん:今は一家団欒がなくなってしまったんですよ。だから家庭崩壊の話がよく出ますよね。でも寅さん(の映画)には一家団欒があるんですよ。下町の良さがあるんですよ。この映画は裸(のシーン)も人殺し(のシーン)も出てこない、世界の人々に観ていただきたい名作です。そして日本ってこんなにいいところなんだな、と思ってもらいたいね。 |
日本映画の名作が、インターネットで手軽に楽しめる「松竹ONLINE」は、2008年5月21日にオープンした、日本映画のインターネット配信サイト。ネット配信では初公開となる山田洋次監督の「男はつらいよ」をはじめ、小津安二郎監督の「秋刀魚の味」「早春」、木下惠介監督の「二十四の瞳」など、名匠が手掛けた松竹映画を厳選して配信するほか、高峰秀子さん主演の「喜びも悲しみも幾歳月」や松坂慶子さん主演の「蒲田行進曲」、原節子さん、吉永小百合さん、佐田啓二さんら往年のスターが出演した感動作を、ご自宅のインターネットで手軽に楽しむことができます。 あの女優が、あの文化人が松竹映画を語ります「松竹ONLINE」では、人気の俳優・女優や監督、文化人・芸能人などの貴重なインタビュー映像やコラムとともに配信作品をご紹介。映画ファンはもちろん、映画を愉しみたい多くの方々に名作を楽しんでいただける工夫が随所に凝らされています。 この6月は、「釣りバカ日誌」の朝原監督が勧める映画のほか、「カンヌ国際映画祭スペシャル企画」として、世界を驚かせた日本映画を特集。 月額会員には、全国の松竹映画直営映画館やMOVIXでの当日入場料割引、新作試写会へのご招待、撮影所の見学など、映画会社ならではの特典も。さらに、先着1000名様には1000ポイント(1000円相当)をもれなくプレゼントします。 自宅に居ながらにして名作が楽しめる「松竹ONLINE」を、ぜひお楽しみください。 |
吉永小百合さん、浅丘ルリ子さんは何位?
50歳以上が選ぶ、 |
次回は、映画評論家・品田雄吉さんによる映画評論「溝口健二の世界」をお届けします。 |