
蓋をとれば立ちのぼる、芳しい香りに想いをめぐらせ、自家製味噌に挑戦
かつては各家庭で日常的に作られていた味噌。『手前味噌』の言葉は、我が家の味噌の味を自慢し合ったことから生まれたという。今は地方色豊かな様々な味噌が手軽に手に入る時代だが、今年はひとつ我が家の味を手作りしてみよう。味噌作りのコツを、財団法人ベターホーム協会の青木紀子先生に伺ってみた。
「味噌は材料の善し悪しが味を左右するので、豆と塩にはこだわりたいですね。乾燥大豆は大粒で艶のあるものを。国産大豆なら申し分なしです。塩は自然塩がおすすめ。あとは、あまり神経質にならないで、ゆったりと作ることでしょうか」
道具は家庭にあるもので十分で、材料は大豆、塩、こうじといたってシンプル。出来上がりまで少し時間がかかるものの、待つことも手作りならではの楽しみだ。
1.道具
基本的に、特別な道具は必要なし。普段家庭で使っているもので十分だ
容器
半年から一年熟成、保存するものなので材質には注意を。天然の木の樽や陶器のかめ、プラスチックなら漬物専用のものを使用する
鍋
たっぷりの湯がわかせるもの
重石
2個で出来上がりと同じくらいの重さ(今回は2キロを2個)を用意。水を入れたペットボトルや小石でも
押し蓋
容器の口径よりやや小さい平らなもの。お皿でもよい
その他
擂り鉢またはマッシャー&ボール、お玉、木べらなど
※注)道具は熱湯で消毒し、十分に乾かす。消毒用アルコールスプレーを用意すると、手も消毒出来て便利
2.材料
味噌の材料(出来上がり4kg分)
・乾燥大豆1kg(水煮なら2.3kg)
・塩450g
・乾燥米こうじ1kg
・水4(水煮なら3カップ)
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味噌の材料は、大豆、塩、こうじの3つ。手作りだからこそ納得できる品質のものを求めたい。大豆は水煮よりも乾燥大豆の方が産地など好みで選べる。北海道産の鶴の子大豆は、肉質が柔らかで香りがよいので、味噌作りには最適。塩も様々なものが出回っているが、自然塩の方が熟成中のこなれがよく、まろやかに仕上がる。乾燥の米こうじを選ぶ時は、割れ米などの入っていないものを
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