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トップページ >  > コラム【特集:地ビールを楽しむ】 > 新潟で生まれた日本地ビール第1号

新潟で生まれた日本地ビール第1号

注ぎ方も味を左右する重要なポイント。特に泡はブルーメン(ビールの花)と呼ばれ、ビールを空気に触れさせないよう蓋の役割をする。美味しいビールを飲むために、細かな泡は欠かせないのだ

「ビールは麦芽と酵母、そして発酵の温度と期間によって、その味わいが決まります。高温で熟成期間が短い上面発酵には、スタウト、ケルシュ、アルトなどがあり、いずれもコクのある複雑な味わいとフルーティーな香りが特徴です。反対に下面発酵といって、低温でじっくり発酵・熟成させると、ピルスナーやボックなど、軽い味わいと口当りですっきりとした喉ごしに仕上がります」と話すのは、マネージャーの中野さん。

エチゴビールのブルーパブでは、ガラス越しに醸造所を見ながら出来たてのビールを飲むことができる

エチゴビールは、地ビール第1号としても知られるが、中野さんは開業から地ビール作りに関わってきた。「ビール本来の個性溢れる味を多くの人に知ってほしい」という願いから、当時は100回以上のテスト醸造を行ない、試行錯誤しながらさまざまな国の、そしていろいろなタイプのビールを製造したという。

「多彩なスタイルが揃う地ビールには、たくさんの種類を味わって、好みに合ったものを見つける楽しみがあります。熱処理やろ過をしないため、ビール酵母がそのまま残っていて、美容と健康にとてもいいんですよ」

ヴァイツェン、アンバーエール、ペールエールが楽しめる「おためし3種セット」。同じビールとは思えないほど、はっきりとした味の違いが感じられる

ビールの原料の92%は水。水が変われば当然味も変わり、質のよい水はビール製造の重要なポイントとなる。その点、エチゴビールは角田山の伏流水を使用。クセのない良質な水に恵まれたことも手伝い、これまで『インターナショナルビアカップ』をはじめ、国内外のビールコンテストで金賞を獲得している。

「もの珍しさから一大ブームとなった第一期を経て、日本の地ビールは今、第二期を迎えています。生活に定着し、円熟していくのはこれからのこと」と中野さん。

しっかりと味を主張するエチゴビールの豊かな風味から、確実に進化している地ビールの姿が感じられた。

自然の作用を利用して作るビールは「生きもの」。それだけに安定した品質を保つのは、高い技術が必要になる
醸造施設内にズラリと並ぶ熟成樽。樽内の温度は、常に0度に保たれ、発酵を終えた『若ビール』がじっくりと寝かされる
無ろ過・非熱処理のため、賞味期限は1ヵ月ほど。左から『スタウト』『ヴァイツェン』『ペールエール』『アンバーエール』。エチゴビールでは、年間10種類もの地ビールを醸造している

初の国産ビールの味わいを再現した『開拓使』
開拓使麦酒ラベル
エチゴビールのラベルには雄ヤギが描かれており、ドイツでは豊作を象徴する。デザインは、ドイツ人であるオーナー夫人によるもの

ホップの色鮮やかな木立に囲まれたエチゴビールのパブは、山海の幸を使った料理も絶品

エチゴビール・ブルーパブ
新潟県西蒲原郡巻町福井3970
0256-72-0640
月曜〜土曜 11:00〜20:00
日曜・祝日 10:00〜18:30
第1・3水曜日定休
【お取り寄せ情報】 
●価格/各種330ml瓶1本550円、1リットル1本1,990円
●お取り寄せ方法/0120-72-0640 FAX 0256-72-7441

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