美味しい水で作った地ビールが飲みたい
富士山の水脈から湧き出る地下水、そして生命の起源といわれる海の深層水。山と海が育んだ、本当に美味しい水を使った地ビールを味わう。
霊峰富士が生み出す銘水
富士桜高原といえば、忍野八海や柿田川の湧水など、霊峰富士が育む銘水の地として名高い。これらの銘水は、富士山噴火以前からある水脈をたどり、気の遠くなるような長い歳月をかけてゆっくりとろ過され、地上に湧き出るのだ。
美味しい水とひと言でいっても、一体どのような水のことを指すのだろうか。「厚生省おいしい水研究会」によると、水の味を左右する条件は、主にミネラルと硬度の分量にあるという。ミネラルのバランスによって苦味や渋み、まろやかさが、硬度はカルシウムとマグネシウムの総量で、しつこさやコクなどが微妙に変化する。この科学的基準に照らし合わせても、富士桜高原の天然水は理想的なバランスを持つ銘水なのだ。
自然の恵みを活かすべく、3年の歳月をかけて生み出されたのが、『富士桜高原麦酒』の3タイプの地ビール。なかでも、薫製という意味を持つ『ラオホ』は、麦芽を桜のチップで乾燥させた希少価値の高いスモークビールだ。褐色のボディと口に広がるスモーク独特の風味は、これまで味わったことのない新鮮な味覚で、ビール通をも唸らせる逸品。この味わいこそ、醸造士の持つ確かな技術と霊峰富士が作り出す天然水の賜なのだ。
海の産物・海洋深層水ビール
水の美味しさは、ミネラルバランスと硬度で左右されるというのは前述の通りだが、さらに条件を加えるとすれば、「清浄性」「低温性」「富栄養性」の3つ。このすべてを備えている天然水といえば、昨今注目を集めている海洋深層水だ。なかでも着目したいのが「清浄性」。太陽の光がほとんど届かない深海では、光合成も行なわれず、海洋性細菌そのものの数が少ない。地上の化学物質や細菌に汚染された表層水と混じり合うこともないので、実に清浄なまま保たれている。
雄大な立山連山が囲む富山県氷見市は、富山湾を懐に抱える漁業が盛んな町。この町の小さなビール工場では、海老坂峠の石灰岩地層を通り抜けた地下水をベースに、日本海固有水と呼ばれる富山湾の海洋深層水をブレンドした『いきいきビール・めざめる』を醸造している。国内でも海洋深層水仕込みの地ビールは類い希で、素材にはドイツの無農薬モルトとチェコ のホップが使われている。一切の熱処理を施していないので、血糖値を安定させ、肝臓の解毒力を高める酵母菌が、生きたまま残されている。『いきいきビール・めざめる』はその名の通り、体の細胞が生き生きと目覚めていくような、健康を考えた地ビールなのだ。
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『ラオホ』の色合いに似たパープルのラベルには、麦と桜が描かれている。とっておきたくなるようなカラフルなラベルだ。
桜のチップで麦芽を乾燥させた薫製ビール『ラオホ』(中央)は、日本ではかなり珍しいもの。ほか、ほどよい苦味の『ピルス』(左)、小麦50%を使った『ヴァイツェン』(右)も飲みやすい
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●価格/『ラオホ』『ピルス』『ヴァイツェン』500ml瓶3本セット1,950円(組合せ自由)
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富山県の県鳥「ライチョウ」が描かれたラベルは、まさに地ビールを感じさせるデザイン。「1997」とは、いきいきビールが誕生した年
天然のミネラルとビール酵母がたっぷりと含まれた体にやさしい『いきいきビール・めざめる』。ビターな色合いだが、後味はすっきりしているので、夏の夕涼みに最適だ
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●価格/330ml瓶6本セット3,300円
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