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「いつまでも美しい肌でいたい」でも、木枯らしや空っ風の吹き荒れる冬、肌の大敵である寒さと乾燥が襲ってくる。冷たい外気にさらされた肌は、皮脂の分泌量が減り、血行も悪くなる。そして、暖房によって室内が乾燥し、肌の表面の水分が失われてしまう。特に、空気が乾燥する1月〜2月は皮膚の角質層が最も減る時期。これがカサつきの原因だ。肌が乾燥すると、シワにもなりやすく、外からの刺激も受けやすくなる。ひいては肌の老化を早めてしまうことにもなるのだ。加えて、女性の場合、男性に比べると水分保持機能の低下、つまり角質層のセラミド(細胞間脂質)の減少が20代後半からすぐに起こっていることも、肌のカサつきの大きな要因の一つなのだ。
しかし、この時期、肌の老化を早める紫外線の量は最も少なく、豊富なビタミンを含んだ旬の野菜も出回る。だからこそ、きちんと肌のケアを行い、少しでも潤いのある美しい肌を保ちたい。
では、具体的なカサつき対策とは、まず皮膚に十分な水分を与えてやること。これが一番効果的なカサつき防止法である。皮膚には元来「保水力」という一定の水分量を保とうとする働きがある。この機能は加齢と共に減少していくので、保湿剤として美容液を使用して油分を補う。その際、擦り込むのではなく、ガーゼなどにしみ込ませて肌に薄く伸ばすように塗るのが基本。カサつきはこまめなお手入れを続けることが大切なので、毎日怠らないようにしよう
カサつきの中でも、別名、主婦湿疹と呼ばれる「手湿疹」や、かかとのあかぎれである「足底角化症」は気になるところ。炊事・洗濯などに湯を使っていると、手に痛みやかゆみを伴うひび割れができる。かかとは体全体の重さがかかるので、他の皮膚に比べて厚く、皮脂の分泌も年齢を重ねるごとに少なくなって乾燥しやすくなる。こんなときも基本的には水分で保湿ケアを行い、入浴後はクリームを塗る。状態がひどい場合はワセリンを塗り、ラップで被って手袋や靴下を着用して寝ると効果的だ。
また、室内の湿度にもぜひ気を配って欲しい。湿度は40%を切らないよう、加湿器などできちんと管理する。室内外の温度差も減らし、冬は20℃、夏は28℃に設定して、皮膚が敏感になるのを予防する。
さあ、今度は体の中からカサつきを予防しよう。おいしい鍋の季節でもある冬。鍋物の材料に、ビタミン豊富なほうれん草や小松菜などの青菜、タンパク質になる豚・鳥・魚介類や豆腐などを使えば、一度に多くの栄養素を摂取することができる。青菜には血行を促進させて乾燥を防ぐビタミンE・ビタミンA・カロチンが、タンパク質には肌のハリと弾力を保たせるコラーゲンをつくる成分が含まれている。これらの栄養素は角質層に潤いを取り戻してくれるのだ。その上、肌のキメが整い、シワもできにくくなるのである。鍋と言えば、熱燗が恋しいところだが、アルコールや香辛料の強い刺激物は控えたい。血流が増加し、乾燥した肌のかゆみが増すことになるので注意が必要だ。もちろん、タバコの吸い過ぎも良くない。
ストレスの溜め過ぎにも注意。人間はイライラしてくると、体温が上昇する。その結果、体が温まり過ぎて肌がかゆくなってしまう。そんな不快感を解消させるためには、就寝前にぬるめの湯に浸かってゆっくりとリラックスすることだ。それから、入浴の際にボディータオルやナイロンタオルなどの硬いタオルで肌をゴシゴシ強く擦るのはやめよう。手のひらに石鹸を泡立てて、なぞるように洗うだけで汚れは落ちるのである。こうすることで、眠りに入りやすくなり、ストレスも解消できるのだ。日常のちょっとした工夫で、肌のカサつきと「さようなら」しよう。
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