50歳未満お断り!STAGE
紳士と淑女の知的コミュニティ
トップページ コミュニティ はたらく イベント お得情報 ショッピング 文字サイズ 文字大 | 文字中 | 文字小  印刷する
 旅行 | エンターテイメント | 美容・健康 | 恋愛・性 |  | 住まい | パソコン教室 | マネー・経済 | 商品開発 |
 生涯現役大学 | 介護 | ランキング | Q&Aコミュニティ | リンク集 | メールマガジン |
トップページ > 美容・健康 > コラム【アンチエイジング】 > 美しさと若々しさを保つ 首筋のお手入れ

美しさと若々しさを保つ 首筋のお手入れ

文/原田みい(ライター) イラスト/藤川涼子

イラスト:藤川涼子

官能的なうなじは女性らしさの象徴

昔から「首」は、多くの画家や作家たちに描かれてきた。中でも有名なのが、北イタリア生まれの画家モディリアーニの描いた『女の顔』だろう。彼が描いた妻ジャンヌは、まさに、か弱くはかない女性的な姿が強調されている。また、井原西鶴の『好色一代女』で書かれている美人の条件の一つに「首筋立のびて」とある。えり首の美しい女性のことだ。寺山修司の短歌にも「愛されているうなじ見せ」と出てくる。このように、男性に比べて細く長い女性の首は男性にとって「憧れ」の対象なのかもしれない

古代遺跡からも首飾りが多く出土している。むろん宗教的な儀式に用いられたのかもしれないが、首周りを飾る習慣は太古からあった。自らをより美しく見せるため、体の中で一番目立つ場所である首をきれいに飾ったのだ。

自然の摂理 「老化」させる原因

しかし、首は実年齢が顕著に現れやすい部位でもある。年齢を重ねるごとに「老化」していくのは自然の摂理であるが、その原因は、表皮の下にある真皮の繊維(コラーゲン)の変化や減少によって起こる。そのため、皮膚に弾力や張りがなくなるのだ。首はよく動く場所でもあり、皮膚が長年に渡って伸展・屈伸を繰り返すことで老化が促進されやすい。

スキンケアで 実年齢より若々しく

そこで老化を防ぐための有効な方法を、美容皮膚科として多くの肌トラブルの対応にあたっているDr.マノメディカルクリニック院長の馬野詠子先生にうかがった。

●お手入れのポイント
1)皮膚を清潔に保つ
2)皮膚に不必要な刺激を与えない
3)シワや老化の原因となる紫外線を防ぐ
4)乾燥した肌には、油分ではなく水分を補う

●肌の汚れを洗い流す
せっけんを手のひらでよく泡立てる。首全体に泡を伸ばしておき、気になる小ジワ部分を泡でていねいに洗う。

●入浴後
ビタミンC誘導体(レチノール)のローションやエッセンスを使用し、水分が蒸発しやすくなった肌に潤いを持たせる。

●ビューティ・ポイント刺激
1)手のひら全体で、下から上になで上げる。首の両側、後ろも忘れずにマッサージする。
2)耳の後ろの出っ張った骨のすぐ上(頭の中心寄り)、そこから指2本分下のくぼみ、髪の生え際にある2本の太い筋肉のすぐ外側のくぼみの3つのポイントを刺激する。
3)図のポイントを両手で頭を支えながら左右の親指で押していく(各1セットずつ)。
4)さらに首の横にある太い筋肉の脇(血管が脈打っているところ)を中指で軽く押す。力は入れず、そっと押すのがコツ(3秒3回)。

以上が毎日のおすすめスキンケアである。それから、高い枕の使用は避けた方が良いそうである。そして、不規則で栄養バランスの悪い食生活を送らないこと。これを心がければ、老化を格段に遅らせることができるのだ。

髪をアップにした時のうなじから顎にかけての線は、年齢を重ねた女性であるほど、えも言われぬ色気を漂わせるものである。

紫外線の中で、オゾン層に吸収されず地表まで届くのが、A波の一部とB波である。赤くヒリヒリする、シミ・ソバカスになるなど、いわゆる日やけの症状はB波のしわざ。
一方A波は、雲や窓ガラスも透過し、知らないうちに肌にダメージを与え、日常生活の「うっかり日やけ」を引き起こす。肌の奥までジワジワと入り込み、しわやたるみなど肌の老化の原因にもなる。

お出かけの際だけ紫外線対策をすればいい。まだ、そう信じている人はいないだろうか。ふだんの生活でも、洗濯や買い物など、意外と紫外線を浴びる機会は多いものである。しかも、車に乗っている時でも、曇っている時でも油断はできない。

毎日のケアで紫外線をシャットアウト

では、どの程度ケアすればいいのか。その際の目安になるのが、SPFとPAという表示である。 SPFは50+までの数値で表され、おもに紫外線B波の防止効果を示す。一方PAは、PA+、PA++、PA+++の3段階で表示され、A波への防止効果を表している。ただし、数値が高ければ安心というものではない。ある程度のSPFを越えると防御率はあまり変わらなくなるし、高すぎるSPFのものは、肌に負担をかけたり、白っぽく残りやすいなど使用感が悪くなる場合もある。山や海へ出掛ける、屋外でスポーツをする時などは、SPF値の高いものを選んでしっかりガードすべきだが、ふだんの生活では、10くらいあれば十分なのである。

日やけ止めは、きちんとつけてこそ効果が発揮されるもの。だから、塗りムラがなく均一に塗ることがまず大切である。そして、首筋や手の甲、肩、唇、耳の後ろなどもしっかりフォローする。そのうえで、特に日やけしやすい額や鼻筋、頬骨あたりを重ねづけすれば万全である。また、照り返しの強い水辺で過ごすときや、水に濡れたり、汗をかいたりした場合は、塗り直すことも、ポイントである。

美白ケアをプラスして今までの紫外線もリセット

また、日傘、帽子、サングラスなども有効なサンプロテクトグッズである。うまく利用して、おしゃれを楽しみつつ、紫外線からも肌を守ってみてはどうだろうか。

紫外線は肌の中に記憶されているという。今まで浴びてきた紫外線をリセットしたいなら、美白ケアを加えると効果的だ。肌が自分で回復しようとする力にホワイトニング効果がプラスして働き、日やけによるシミ・ソバカスを防ぎ、すでにできてしまった色素沈着にも働きかけてくれる。

これからの季節も美肌をキープするためには、今までに増して、毎日の地道なサンプロテクト+美白ケアが必要なのである。

取材・文/オフィスhana

ページトップへ↑