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「足は第2の心臓である」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
私たちの心臓で作り出されたきれいな血液は、常に体内を循環している。心臓から最も遠い足に流れ込んだ血液は、足の筋肉の伸縮運動によって、血液中に老廃物をのせて心臓へと押し戻す。つまり足の筋肉が衰えるとおのずと血液を心臓まで戻すことができなくなり、その結果、心臓への負担が大きくなるのだ。これが高血圧や心臓病、動脈硬化などを引き起こす原因にもなる。また、老廃物が血液に溜まってしまうと、すみずみまで血液が行きわたらなくなり、脳の毛細血管にも酸素が届かず「ボケ」などの症状が現れることもある。
こうした病気を未然に防ぐ方法として一番いいのは、適度な運動等によって筋肉を鍛えることと、刺激を与えて血液の流れを促進することである。
この刺激を与える簡単な方法が足ツボマッサージ。部屋でテレビを見ながら、音楽を聴きながら手軽に行えるのがいい。
◎起床後30分以内、食後1時間は行わない。
◎足を暖めてから行う。
◎”痛気持ちいい“程度の力でゆっくり押す。
◎自分が押してみて痛みを感じるツボを中心に少しずつ15〜30分間続ける。
人間のツボは体中に2000以上あると言われ、足の裏だけでも60はあると言われている。そのすべてを覚えるとなると、これは大変なこと。その中で「STAGE」世代の読者が特に気になる2つのツボを紹介してみよう。
そのひとつ目が『湧泉(ゆうせん)』。足の指を曲げたときにできる”への字“型のくぼみがこのツボである。「押せば命の泉湧く」でお馴染みになったツボ。腎臓・心臓・のぼせ・高血圧・不眠症・白髪などさまざまな症状に効果があり、エネルギーの源となる最も重要なツボである。
もうひとつが『失眠(しつみん)』。 ”足裏かかとの中央“にあるツボ。不眠症、ひざの痛み、頭痛、利尿作用などに効果的だ。
それぞれのツボとその効果を覚えて押すことが健康への近道だが、それも面倒だという方に簡単な足への刺激法を紹介しよう。いすに座って、足裏にゴルフボールを置いてゴロゴロと動かす。あるいは床にタオルを置いて、足の指だけでたくし上げる。これらは足のツボや筋肉に刺激を与え、脳の活性化につながる。さらに足のむくみがとれ代謝が良くなり、身体に溜まった余分な脂肪も燃えやすくなる。
最近では履くだけでツボの場所がわかる靴下や、ツボ押し用の器具なども売っている。町のあちらこちらには足ツボマッサージのサロンもできている。こうした商品やお店を上手に利用してみるのもいいのではないだろうか。
寒い季節、家の中でコタツでごろごろするだけではなく、ちょっとしたマッサージで若々しさを保ちたいものだ。
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