
山崎: 昨秋、団塊シニアに向けてJOINを発足させたばかりの島田さんですが、現在の日本のシニア層をどう見ていらっしゃいますか?
島田: 端的に言えば、みんな元気だなぁ、と思って頼もしく見ています。さまざまな経験を持っていて、なおかつそこそこのお金も持っている。しかも定年制という背景もあって、時間もたくさん持っている。そんな元気で豊かな人たちだからこそ、企業も大きなマーケットとして期待する。当然のことだと思います。
山崎: 「元気なシニア」といえば、島田さんご自身が本当に「元気」そのものというイメージです。千葉商科大学の学長であり、JOINの会長であり、非常にエネルギッシュに多様なお仕事をされている。それだけでなく、プライベートでも活動的なかただとうかがっています。
島田: 「僕は60を過ぎてからブレークした」と周囲によく言っています(笑)。スキューバダイビングもスキーもゴルフも、私は60代になってから本格的に始めましたからね。近々、プッチーニのオペラを歌う予定もあるんですよ。
山崎: オペラですか? 前々から習っていらっしゃったんですか?
島田: いえいえ(笑)、これも60過ぎて始めたばかりです。あんまりいろいろなことをするものだから、娘たちは「お父さん、どうしたの?」と驚いていますよ(笑)。でも、私はこれからの50代や60代は「ゴールデン・エイジ」だと思うんです。誰しもが私のように、あれもこれもとチャレンジするかどうかはわかりませんが、先ほども言ったように今のシニアは非常に元気です。時間もあるし、蓄えもある。「これからが自分の時代」と考える人がたくさんいるはず。ですから今日、シニアコミュニケーションの山崎さんに会えるのをとても楽しみにしていました。まさに「元気なシニア」のことを誰よりも知っている人なんですから、JOINに関わる部分でもいろいろヒントを教えてほしいと思っていました。
山崎: 光栄です。ところで、島田さんご自身はリタイアについてどうお考えですか? 教育が本業でいらっしゃいますから「まだまだ現役」ということだと思いますけれど。
|