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「捨てる技術!」で、
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辰巳渚(たつみなぎさ)さん 福井県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業後、マーケティング雑誌「月刊アクロス」記者、書籍編集者を経て、マーケティングプランナーとして独立。2000年に刊行した「「捨てる!」技術」(宝島社新書)が100万部を超すベストセラーに。新聞や雑誌への寄稿や講演活動を通し、生活者としての基盤に立った同じ生活者への具体的な提言を続けている。 |
「豊かな暮らし」は「モノまみれの生活」ではあらず
「部屋をスッキリさせたいけれど、とにかくモノが多い」こうした悩みはよく聞く話です。では、どうしたら解消されるでしょうか。必要なのは、たくさんのモノを覆い隠す大きな収納スペース? 広大な部屋?いえいえ、それらを用意しても、モノは気が付かないうちに増えていき、根本的な解決には至らないでしょう。 100万部以上のベストセラーとなった「捨てる技術!」の著者であり、生活アドバイザーである辰巳渚さんは、「豊かな暮らし」と「たくさんのモノを所有すること」は異なると断言しています。 |
あなたにとって心地よい「狭さ」「モノの量」 |
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「私は、人にはそれぞれ「ちょうどいい狭さ」があると考えています。あえて「狭さ」という言葉を使っているのは、いまだ「住居や収納スペースは広ければ広いほどいい」という考えをもつ方やメーカーが少なくないせいです。 しかしながら、広大なスペースや収納場所があれば、人は豊かに暮らすことができるでしょうか。やはり住まいには使いやすいスペース、程よいモノの量というものがあると思います。管理し切れないほど増えたモノは、逆に、私たちの生活を脅かし兼ねません」(辰巳渚さん) 思い当たる節のある方も多いのではないでしょうか。自分だけの読書ルームや、夫婦で楽しむホームシアター、友人とのおしゃべりを楽しむためのお洒落なリビングなどの憩いのスペース。それらを設けようとしたとき、邪魔になるのが、独立した息子や娘が残していったモノ、思い出の品、押し入れや引き出しにしまい込んだモノだったのでは? お子さんの残したモノが幅を利かせているのなら処分する時期を決め、本人に整理してもらうべきです。自身でしまい込んでいるモノも取捨選択する必要があるでしょう。 「ただ、STAGE世代の多くは、「三種の神器をもつ暮らし」「家をかまえること」などを目標に、日々奮闘し、高度成長社会を支えてきた方たちです。戦中戦後を体験されてきた方なら、さらにモノが少ない、飢えた当時の記憶が脳裏に焼きついているでしょう。そうした激動の時代を生き抜き、いまの社会を築いてきた方たちが「物をもつ豊かさ」を謳歌し始めた途端、「これからは「心の豊かさ」の時代」なんて言われれば、戸惑うのは当然だと思います」(辰巳さん) |
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