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トップページ > 住まい > コラム【インテリア】 > 「捨てる技術!」で、憩いのわが家を手に入れる(2/3)

「捨てる技術!」で、
憩いのわが家を手に入れる(2/3)


「好きなモノだけに囲まれた暮らし」を目指そう

こうした従来の「持つことで豊かになれる」という考えを、辰巳さんは「ストック型」の発想と呼んでいます。 「モノ、お金、情報、地位、肩書きをストックする、すなわち所有することに重きを置く価値観は時代遅れになりつつあります。こうしたモノ余りの時代は、モノを「持たない」代わりに、「使いこなす」「動かす」ことにエネルギーを注ぐ「フロー(流動)型」の発想が求められますね」

皮肉にも、若い世代のほうが苦労を知らない分、モノの選び方、捨て方、動かし方に慣れている人が多いかもしれません。ただし、モノのありがたみや価値を知っているSTAGE世代こそ、モノとの付き合いを考え、選び取る術を習得することで、成熟した「フロー型」の暮らしを楽しむことができるはずです。

このとき、妨げになるのが「捨てたら勿体ない。何かに使えるかも」といったモノを溜め込むクセ。しかし、「モノを大切にすること」と、「しまい込むこと」は異なります。実際「勿体ない」のは捨てなかったモノでなく、あふれ出るモノによって占拠されたスペースと、それによって失われた機会や楽しい時間かもしれないのです。

では、どうしたらモノを溜め込むクセは改善されるでしょうか。

「日ごろから自分の周囲のモノを吟味し、選び取る習慣をつけましょう。使いみちを思いつかないモノ、置き場所の見つからないモノは処分するようにする。STAGE世代はリサイクルの意識が強く、分別が得意な方が多いですから、ちょっとした習慣づけで大きな変化が起こるはずです」 ふだんから身の回りに置いておくのは「程よい量」のモノだけ。ただし、そのためには、自分が心地よさを感じるモノの量を把握しておく必要があると言います。

「心の豊かさと、モノをもつ楽しさは両立できます。私自身、買い物は大好きですし、新しいモノとの出合いにワクワクします。新しいモノも手に入れるときは「これを手に入れた後、どうなるか」を想像する習慣をつけていくことが、フロー型の暮らしの第一歩でしょう」

「好きなモノだけに囲まれて生活するのは、とても気持ちのいいもの」という辰巳さん。夢の住まいを実現するために、いま一度、自宅を見直してみてはいかがでしょうか。

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