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ロングステイ・イン・パース (1/4)Weekday |
広々としたリビングルームとダイニングルームに、モーニングルームを併設したキッチン、ベッドルーム5室、バスルーム1室、シャワーブース4室、トイレ4室、加えてジャグジー付のプール……。パース市内の閑静な住宅街に佇む500坪の大邸宅で、夢のようなリタイア生活を楽しむのが、東京都出身の中村圭祐さん夫妻だ。 中村さんは、父親から引き継いだ事業を59歳でリタイア後、97年1〜2月、パースでのロングステイを経験。パースを選んだのは、15年ほど前に一度観光旅行でこの地を訪れたことがあったからだという。 「私たちは夫婦でゴルフをやるものですから、パースがゴルフ天国だということと、非常に気候がよいという点が気に入りましてね」 ロングステイ期間中は、日本は真冬、オーストラリアでは真夏という正反対の気候。中村さん自身は自律神経を、奥さんの恵美子さんは気管支を患っていたこともあり、暖かい気候はふたりにとって思った以上に快適だったという。 「それで、早速コンドミニアムを購入しまして。その後、リタイアメントビザ(退職ビザ)を取得して、5年ほど前にやはり庭付の家が欲しいということで、今の家を購入したんです。一軒家ですと、衛星放送のラインが引けるので、NHKも観られるんですよ」 夫婦ともにゴルフ好きとあって、平日は週に2〜3回ゴルフに出かける。オーストラリアでは、ゴルフのコース料が日本と比べて驚くほど安い。公営コースだと1000円代、名門といわれるコースでも5000円程度でまわれる。 そして昨年は、念願のキャンピングカーを購入。3か月かけて、オーストラリア西部から、北部、東部をまわり、1万7000キロメートルを走破した。キャラバンパーク(日本でいうオートキャンプ場)41ヶ所に滞在し、名刺交換した人の数は100人を超えたという。英語は6年滞在しているおかげで、ほとんど不自由を感じない。いつでもどこでも積極的にコミュニケーションをとる。 「ひとつ残念だったのは、日本人にひとりも出会わなかったこと。私たちの世代は、もっと自由に楽しんでいいと思うんですよ。次の目的地ですか? ぜひタスマニアに行きたいですね」 |
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