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2007年問題

2006-01-20 10:42:31

日記・暮らし:日記

団塊の世代(現在54歳〜58歳)が2007年から定年退職を迎えます。
全国に800万人とも言われています。
それを「2007年問題」といいます。

何が問題なのか?
小さな例をとれば、ビジネス街の定食屋がつぶれます。
赤ちょうちんも例外ではありません。
駅の売店から夕刊フジやスポーツ紙が売れなくなります。

通勤定期代を見ると、団塊の世代が全国に800万人おられる、その半分がサラリーマンだとします。
1人1ヶ月に1万円の通勤定期代を使っているとしたら、1ヶ月に40億円もの交通機関が収入減となります。
球団の維持なんてもってのほかです。

しかし一番の問題なのは、この定年を迎えた団塊の世代の「再就職先がない」・・・ということなのです。
企業はせっかく定年させたのに、若い世代なら何人でも欲しいのに、定年を迎えた人たちはいらない・・・・それが本音です。

ここに一つのデータがあります。
夫婦二人っきりで、贅沢をしなくても年間に350万円の生活費が必要です。
年金受給までの5年間に必要な生活費は1750万円です
中小企業の平均退職金は500万円、生命保険の満期返戻金や預貯金を足しても1750万円保有する人は圧倒的に少ないのです。

高齢者は富裕層・・・・・それは大きな間違いです。
60歳から少なくても5年間は何らかの収入を得なくてはならないのです。

昨今、ライブドアのニュースで持ちきりです。
個人投資家の株の売買が今の株価を支えています。
某証券会社に登録している個人投資家の半分はシニアです。
富裕層もいますが、多くのシニアはこの再就職できないシニアなのです。
マネーゲームなんて生易しいものじゃありません。
この1750万円を何とかして確保するために株の売買をしているシニアが多いのです。

外国から日本の株を売買している連中が、もしいっせいに手を引いたらどうなりますか?
個人投資家でそれを支えられますか?
先日まで株価は16000円を越えていました。
周りを見回してください。
本当に景気が回復していますか?
政府が発表しているように、景気が上向いていますか?
多くの中小企業や零細企業はまだまだ右肩上がりではありません。

株価だけが日本経済の指針ではありません。

今、このシニア世代の再就職問題に取り組んでいます。
放出する企業(大企業や中堅企業)を何十社も回りました。
放出するほうは系列会社に再就職をさせてきましたが、2007年以降はその方法では無理だと判断しました。
中小企業はシニアを受け入れるでしょうか?

もっと別の視点から言えば、中小企業や零細企業で定年を迎えた人たちに退職金が払えない企業もたくさんあります。
一人平均500万円だとして、二人該当者がいれば年間1000万円です。
通常の事業キャッシュフローとは別に1000万円の退職金を捻出できる企業がどのくらいあるでしょうか?
金融機関も運転資金とか設備投資目的なら融資します。
でも退職金を払うため(何も生み出さないための資金)なら融資はしてくれません。

これから2007年問題が引き起こすあらゆるトラブルは、きっと想像を絶するものがあると思われます。
数年後には成人人口の半分がシニアとなります。
道を走っている自動車の10台のうち5台がシニアの運転する車になるのです。
交通事故も増えるかも知れません。
免許制度も変わるでしょう。
自動車保険を取り扱っている保険会社も、料率を変えるでしょう。

ニート世代・・・・親は殆どが「団塊の世代」なのです。

今年の4月から政府は定年制の延長を段階的に法律で決めます。
しかし中身を調べると無条件の定年延長ではありません。

なんとかしなければ・・・そう思い、昨年から行動を起こしました。
遅々として進まず・・・です。
自治体も大企業も巻き込んでの大きな取り組みです。

小さな渦が、たくさんの人たちを巻き込んで大きな「渦」になれば・・・それだけが願いです。

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■コメント

rinちゃん

2006-01-20 13:17

わが夫も2007年にちょうど60歳になりますが、早々と退職してしまいました。比較的「お気楽夫婦」なのですが、やはり不安はあります。顔も広くないし、再就職は大変です。
昨年から起こされている取り組みについて、また教えて下さいね。(ブログにある?)

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いしまつ

2006-01-20 13:48

昨年11月に大阪商工会議所と連携して、また恥ずかしげもなく大企業30社に集まっていただいてセミナーをやっちゃいました★
(おまけに講師がボクですよぉ・・・・!!)
かなり大企業も頭を抱えている問題のようでした。
特に放出する大企業は「技術系」「営業系」の再就職には乗り気なんですが、「一般事務系」と呼ばれる人たちの再就職にはかかわりたくない・・・というのが本音のようでしたよ。

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シャノアール

2006-01-20 14:15

義弟が定年を迎えました。
モーレツサラリーマンを絵に描いたようでしたが、自分を見つめ直す時だと悟った様子。
焦らずジックリも必要かと。。。

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いしまつ

2006-01-20 14:20

シャノアールさま★

リタイアしてからのプライベートな時間のほうが、企業戦士だったときよりも長い・・・という現実。
その時間を上手に使える人なら、じっくり腰を落ち着けて人生を考えてもいいですね。
男性はチョッと単純ですから、企業で働くことによって「人生のいきがい」と勘違いしている人も多くいます。
だからこそシニア世代に(特に男性に)、「引きこもり症候群」というのが出てきているそうですよ★

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ルル

2006-01-20 16:29

いしまつさま、頑張って下さい! 又、力のある人は一緒に取り組んで下さい。
大企業は景気回復傾向で政府も明るい話をしていますが、中小・零細企業の小口倒産は去年も増加していました。
定年延長なんて極一部の話、その前に仕事も貯金も無い人、最低生活の年金も貰えない人が今どれだけ居るか…。
首を吊るしかない、と借金に来た友人がいます。一昨年喫茶店で渡したまま連絡が取れません、あれからどうしているのでしょう…。
じっくり考えたり、引きこもりができる人は、まだまだ幸せだと思います。

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カルメンおばさん

2006-01-20 18:16

団塊の世代の特に男の人がキーになると思います。
男性は女に比べ気位が高すぎることが再就職のネックになっていると思う。
その点女性は変わり身が早い。 「なるしかない」と決めればどう転んでも
立ち上がるのは女。したたかです。

繊細な心の持ち主の男性を救う方法を探りましょう。

私の広島の知人は会社の経営者でした。 部品つくりのメーカーなので
人が資産。 でも世の中非情で定年はやってくる。 その人も会社も辞められては
大損出。 そこで彼女が考えたのは彼女の会社を定年でリタイアした人を集めて
人材派遣会社を作ったのです。 そして、収入は減るものの未だ仕事をしたいと
言う意欲と能力のある人を再雇用する制度を作ったわけ。

この場合技術やさんが主流だけど、事務やにだってそんな道を作ってあげてもいいよね。

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いしまつ

2006-01-20 18:26

カルメンおばさま★
「過去にすがりつく」のは男性の特徴ですかねぇ(笑)。
おばさまの知人の方は素晴らしい方法を考えましたね。
さてさて、この事務屋ってのが一番難しいのですよ。
でもあきらめずにやり続けますね★

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メモリーズ

2006-01-20 21:20

実際に2007年になってみないと分からないですね。
いまだかつてないことだから。悲観的になっても困るし、お気楽でもいられない。
いしまつさんに頼っちゃうかも(*^^)v

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rinちゃん

2006-01-20 22:58

いしまつさん、「技術屋」だって大変です。
夫は、機械設計の仕事でしたが、それでもシニアは採用されません。退職する時は、まだまだ仕事見つけられると思って辞めたのですもの。

今は、PC関係の市のバイトしていますが、これも1年だけ。4月以降どうなるか、またご報告しますわ。

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いしまつ

2006-01-21 08:53

ルルさま★
そうなんですよ。
現実の世界、多くの潜在的な不安の要素を持っている人たち・・・
テレビでもマスコミはその人たちのことは取り上げません。
あくまでも「景気回復」が主流なんです。
表面上に見えることが真実なのではありません。
多くの人達があえいでいます。
「一隅を照らすもの、これ国宝なり」
ライフワークとしてがんばります。
ところでルルさんは、いろんな事ご存知ですね♪
また行き詰ったらアドバイスしてくださいね★

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いしまつ

2006-01-21 08:57

メモリーズさま★
悲観的でも楽観的でもいけませんが、現実は目の前に・・・
お役人に話をしても全く動こうとしません。
この頃では、民間が動かないと自治体は動かないものなんだと達観さえしています。
「前例がない」このひと言でどれだけ苦渋を飲まされたか・・・
「お前ら誰の税金で食ってんだ!!!」この言葉を数万回飲み込みましたよ。
団塊の世代を数多く放出する企業、そしてそれを受け入れる企業
今年はまた忙しくなりそうです★
是非、応援してくださいな♪

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いしまつ

2006-01-21 08:59

rinちゃんさま★
都市圏と地方にも格差があります。
年齢別も性別も・・・・
とにかく一つでも実例を作る事・・・これが大切です。

仕事で溜まったストレスをこのSTAGEで発散???しながら、またがんばりますよ!!

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dancingmonkey

2006-01-21 14:51

団塊の世代と言われる人たちがこれからの退職を控えて問題を提起しています。
この人たちは高度成長からバブルを体験し、その崩壊からのリストラの嵐にも生き残った幸運な方々です。
人数が多いからサラリーマンが常に話題になりますが、板子一枚下は地獄の世界を泳いできている自営業者も沢山います。政府の支援無く、頼るべき親会社もない、銀行は相手にしてくれず、自分の身を削って税金を納めてきたのです。
年金もすくなく退職金もないこの人たちのことを誰が心配してくれるのか、年金で優雅な余生を送れる人は羨ましいかぎりです。定年が無いということは終身刑を意味するのです、それでも黙って死ぬまで働いている人も大勢いるのですから取り越し苦労せず前向きに頑張って欲しいものです。

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プー太郎

2006-01-22 20:21

マクロの制度の欠陥を責める時に、ミクロの悲哀を訴える誤りを犯さないことを
望みます。

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いしまつ

2006-01-23 17:50

まぁしかしプー太郎さんのコメントはいつ読んでも面白いですねぇ・・・・★

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